食に関するブログです。

見直される日本食文化

最近では栽培技術や輸送技術の発達によって、日本に居ながら世界各国の食材を食べられるようになってきました。
イタリアンやフレンチ、中華、エスニックなど、海外の料理も珍しくはなく、家庭でも食べられるようになりました。
しかしその一方で、食の欧米化が進み、糖尿病をはじめとした生活習慣病患者の増加が大きな問題となっています。
また、高齢化に伴ってロコモティブシンドローム(運動器症候群)という言葉も注目され始めています。
介護を必要とせず、自立した生活が送れる期間である健康寿命を伸ばすことも課題となっています。
わが国では生活習慣病やロコモティブシンドロームが、介護や寝たきりの原因の半数以上を占めています。
生活習慣病やロコモティブシンドロームを予防することで、健康寿命と平均寿命の差が小さくなるのです。
生活習慣病やロコモティブシンドロームを予防するには、普段の生活習慣、運動習慣を改めることも大切ですが、食習慣を見直すことも重要です。
どれだけ運動習慣があり、規則正しい生活を送っていても、食事がないがしろにされていては意味がありません。
3食バランス良く食べ、さまざまな栄養素を過不足なく摂取することが生活習慣病やロコモティブシンドロームを予防し、健康な身体を作っていくのです。
古来より日本人は大豆、大豆製品を多く食べ、米など穀類を主なエネルギー源としていました。
しかし、食の欧米化に伴ってエネルギーバランスは崩れ、脂質の占める割合が大きくなりました。
このエネルギーバランスを元に戻すこと、すなわち日常の食事を古来の日本食に近づけることこそが日本人の健康を守っていくのではないかと思います。
最近では健康に関する多くの情報がメディアで取り上げられ、消費者がそれに踊らされて過度の消費行動に移ることも少なくありません。
しかし世界一の長寿を誇る日本です。
その日本で食べられてきた食事、日本食を信じ、見直すことが、健康で長生きできる秘訣ではないでしょうか。